2016/11/24

今回はとてつもなく短い記事です。
なんでケーブルの先端は金メッキしてあるのか、
ちょっと疑問に思ったので調べてみた話です。
金はさびないので、
メッキすることでコネクタをさびなくして、
接触不良を減らそうってことやと思ってたのですが、
一概にはそうとも言えないみたいです。
僕愛用のこのケーブルも先端金メッキされてます。
こういうケーブルの金メッキの層には小さな穴が開いていて、
そっからイオンが侵入し、
メッキの下の金属が腐食したものが表面にでてくる。
これで、接触不良は起こすみたい。
実際、ずっとピカピカの金メッキされた先端ってみたことないような。
やけど、穴のないように金メッキすると、
分厚くしなあかんし、コストがかかる。
だから基本的に金メッキは薄い。
というわけで、下地が腐食して表面に出てきたもので、
金が腐食してるように見えるっちゅう寸法や。
どうやら金メッキは見栄えの問題のほうが大きいらしい。
高級感ってやつですな。
光モンすきやからねー。
あとメッキが薄いと抜き差しで削れてくるので、
耐久性はニッケルメッキのほうがあるらしいね。
表面汚くなったら、こういうので磨くといいですよ。
あんまりやりすぎるとメッキはげますんでほどほどに。
おもしろい資料みつけたので、ご紹介。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sfj1950/15/1/15_1_2/_pdf